2018年1月入試結果
2018年今年の1月の入試結果を振り返ってみます。
今年最も倍率が高かったのは、開智の2.26倍。昨年の1.61倍から急上昇しています。今年から新たに先端特待コースを設けたため全体が引きあがった格好ですが、今年は特に厳しい入試となったと思います。2倍越えは初ではないでしょうか。
続いては、昨年に引き続き厳しい入試となった大宮開成の1.89倍。そして栄東1.84倍と続いています。
今年は埼玉2強が仲良く合格者を絞り厳しい入試となりました。予想外の結果に衝撃を受けた人も多かったのではないでしょうか。
来年の入試はどうなるのでしょうか。今年と同様となるのか、さらに絞ってくるのか、搾りすぎた反動が来るのか、、、いずれにしても、これまで以上に準備が必要になるでしょう。
続いて恒例、塾別合格者数です。
今年も大宮開成と栄東が100%を超えています。どこがダブルカウントになっているんでしょうかね。。
この結果から気になるのは、栄東の合格者数が最も多い塾がSAPIXとなったことでしょうか。SAPIXは難関校の合格者排出が最も多いので、栄東に優秀層が入学しているとすると、6年後にどういう結果となるか楽しみですね。
2018東京大学合格速報
今年の東京大学合格速報です。
22:00現在
【確定】開智一貫部 15名(現14名、浪1名)、高等部 2名(現2名)
【確定】栄東 14名(現12名、浪2名)
【確定】開智未来 2名(現2名)
【確定】本庄東 2名(現2名)
【確定】狭山ヶ丘 1名(現1名)
【確定】昌平 2名(現2名)
【確定】東京農業大学第三 1名(現1名)
【確定】城西大学付属川越 1名
【確定】淑徳与野 1名(現1名)
【未確定】県立浦和 21名(現10名、浪11名)
【未確定】春日部 6名(現2名、浪4名)
【未確定】大宮 5名(現2名、浪3名)
【未確定】星野 1名(現1名)
【未確定】大宮開成 1名(現1名)
【未確定】立教新座 1名(現1名)
未確定ではありますが、県立浦和と大宮が大きく失速。春日部が昨年0人だった反動か、6名と大きく増えています。開智と栄東は仲良く昨年から1名減。
埼玉県全体の東大合格者数がが100名を大きく割り込んでしまっています。
大宮開成2018年大学合格実績掲載開始
大宮開成が2018年大学合格実績の掲載を開始しました。
早稲田51名、慶応22名は埼玉2強に次ぐ実績です。一貫生は50名しかいないことを考えると、かなりのものではないでしょうか。
本庄東2018年大学合格実績掲載開始
本庄東も大学合格実績の掲載を開始しました。
2014年には51名の合格者を出した早稲田も今年は9人。2月22日時点なのでまだ増えるとは思いますが、過去のような勢いがありません。
何とか巻き返して、県北にも私学の選択肢を増やしてほしいものです。
2018年1月入試最終偏差値
今年も1月10日より受験がスタートします。今年の最終偏差値を見てみましょう。
栄東の東大選抜Iが独走状態で突き抜けています。また、栄東Aも上昇しており開智先端Aと差がなくなっています。
その他は、2017年の結果から比べてやや下落傾向です。栄東、開智の2強との差がますます開いている状態です。
面白いのが、四谷大塚では大宮開成の特待が偏差値54と開智①の53以上となっていますが、日能研は開智①の53に対して大宮開成の特待が47と大きく差が開いており、何がどうなっているのやら、実際の生徒の結果がこうだったのか大人の事情が絡んでいるのかなんとも説明不能な状態です。
さて、受験生の皆さん本番に風邪をひかないよう体調管理に気をつけて頑張ってください。
2017年第2回東大実戦模試から見る2018年の東大合格者予想
今年の分のデータから予想したいと思います。予想の方法は昨年同様過去3年分のデータで分析したものとなります。
県立浦和の実戦模試受験者数が減り続けており、その影響で合格者数も少なくなっています。一昨年初めて埼玉で東大合格者数1位になった栄東は過去最高の受験者数となり、県立浦和に肉薄しています。
右肩下がりになっている県立浦和と勢いに乗る栄東の構図でしょうか。
また、大宮も実戦模試の受験者数が例年になく今年は多いため、何かが起こるかもしれません。
今年の結果はどうなるのか、楽しみですね。