今年の分が手に入りましたので、分析したいと思います。なお、今回から過去3年分のデータを持って分析する手法に変えています。理由はのちほど説明いたします。
まずは、見てみましょう。
なお、データは過去3年分全てが取れる学校に絞っております。
昨年度だけをみると、私立の合格率が異様に高く、公立はそれほどでもありませんでした。2015年以前をみると、公立私立関係なくほぼ同じような動きとなっています。今後も私立の合格率が高いままであるとは想定できないため、過去3年の平均をとることとしました。
その結果が上記表になります。
昨年は栄東の埼玉1位に気を取られていましたが、実は開智の合格率も栄東に負けず劣らず高かったことに驚きます。良い解釈をするとほぼ合格ラインにいる生徒のみが受験したと見えます。悪い解釈をすると、合格可能性が少しでも低いと感じた生徒は他の学校に変更し、チャレンジがなかったとも言えます。
では、2017年ですが栄東は昨年がよすぎたため今年はクールダウンでしょうか。その他の学校はほぼ横ばいです。
県立浦和が首位を奪い返すのか、それとも栄東の2連覇か。はたまたそれ以外のことが起こるのか。今年も楽しみですね。