今年の分のデータから予想したいと思います。予想の方法は昨年同様過去3年分のデータで分析したものとなります。
県立浦和の実戦模試受験者数が減り続けており、その影響で合格者数も少なくなっています。一昨年初めて埼玉で東大合格者数1位になった栄東は過去最高の受験者数となり、県立浦和に肉薄しています。
右肩下がりになっている県立浦和と勢いに乗る栄東の構図でしょうか。
また、大宮も実戦模試の受験者数が例年になく今年は多いため、何かが起こるかもしれません。
今年の結果はどうなるのか、楽しみですね。
今年の分のデータから予想したいと思います。予想の方法は昨年同様過去3年分のデータで分析したものとなります。
県立浦和の実戦模試受験者数が減り続けており、その影響で合格者数も少なくなっています。一昨年初めて埼玉で東大合格者数1位になった栄東は過去最高の受験者数となり、県立浦和に肉薄しています。
右肩下がりになっている県立浦和と勢いに乗る栄東の構図でしょうか。
また、大宮も実戦模試の受験者数が例年になく今年は多いため、何かが起こるかもしれません。
今年の結果はどうなるのか、楽しみですね。
埼玉2強の1つ開智の今年の入試で一部変更がありました。
変更点:先端特待入試の新設
もともと開智は2013年の入試まで、先端Aの合格者はすべて特待でした。
しかし、2014年から特待とそうでない合格者を出すように変更しています。
今年から、再び「合格者=特待生」の入試を追加してきました。
2014年から先端Aの合格者が特待生であることを確約されなくなった
影響で、年々偏差値が下降してきたためでしょう。
なんとも迷走しています・・・
今年の中学入試結果を振り返りたいと思います。
今年の入試で最も倍率が高かったのは意外なことに大宮開成でした。
昨年度の1.32倍から1.93倍に急上昇しています。
続くのは栄東と星野の1.65倍でした。
続いて塾別合格者数です。
栄東が独特な割合となっています。SAPIX、日能研、四谷大塚がほぼ同率。早稲田アカデミーの割合も増えてきています。
今年は、大宮開成と栄東が100%オーバーです。栄東は過去にもありましたが大宮開成は初めてです。しかも13%もオーバーするということは、大宮開成の入試でスライド合格があったことが推測できます。その情報を探したのですが見つかっていませんのであくまでも推測です。
今年も恒例東京大学の合格速報です
22:00現在
【確定】開智未来 1名(現1)
【確定】開智一貫部 15名(現11、浪4)、高等部 3名(現3)
【確定】栄東 15名(現14、浪1)
【確定】熊谷 1名(現1)
【確定】昌平 2名
【確定】正智深谷 1名(現1)
【確定】本庄東 1名
【未確定】大宮 11名(現7.浪4)
【未確定】川越東 1名
【未確定】浦和明の星 1名
栄東は昨年の勢いを引き継げず失速。昨年の反動か浪人の合格者がほぼおらず、上乗せが出来ませんでした。開智は私立の合格者減から厳しいと思われましたが、最上位層は健闘しほぼ去年並み。
県立浦和の結果がまだ情報がありませんが、おそらく埼玉首位を奪還でしょう。県立浦和の合格者数次第ではありますが、埼玉県全体の合格者数が今年は100名を切るかもしれません。
開智が2017年大学合格実績掲載を開始しました。
開智は毎年3月3日近辺ですね。今年は早慶を大きく減らしています。昨年の3分の2程度でしょうか。今年は苦戦の年なのかもしれません。
本庄東が2017大学合格実績掲載を開始しました。
毎年本庄東は早いです。ただ、実績は・・・ここ1・2年ぱっとしません。。
今年も1月10日より受験が本格スタートします。最後に今年度の最終予想偏差値を見てみます。
昨年度、東大合格者数で埼玉トップに躍り出た栄東ですが、大きな変化はありません。埼玉2強の開智も大きな変化はありません。
埼玉2強以外は、大きく変わったところはありませんが全体的に2強から離されつつあるように思われます。2強とそれ以外の2極化がすすみ中間層が受ける学校が埼玉に無くなりつつあるのは、埼玉県全体にとっても良くないことだと思いますので、ぜひ埼玉2強以外の学校も頑張ってほしいですね。
1月10日から本試験が開始です。受験生の皆さんは精一杯頑張ってください。
今年の分が手に入りましたので、分析したいと思います。なお、今回から過去3年分のデータを持って分析する手法に変えています。理由はのちほど説明いたします。
まずは、見てみましょう。
なお、データは過去3年分全てが取れる学校に絞っております。
昨年度だけをみると、私立の合格率が異様に高く、公立はそれほどでもありませんでした。2015年以前をみると、公立私立関係なくほぼ同じような動きとなっています。今後も私立の合格率が高いままであるとは想定できないため、過去3年の平均をとることとしました。
その結果が上記表になります。
昨年は栄東の埼玉1位に気を取られていましたが、実は開智の合格率も栄東に負けず劣らず高かったことに驚きます。良い解釈をするとほぼ合格ラインにいる生徒のみが受験したと見えます。悪い解釈をすると、合格可能性が少しでも低いと感じた生徒は他の学校に変更し、チャレンジがなかったとも言えます。
では、2017年ですが栄東は昨年がよすぎたため今年はクールダウンでしょうか。その他の学校はほぼ横ばいです。
県立浦和が首位を奪い返すのか、それとも栄東の2連覇か。はたまたそれ以外のことが起こるのか。今年も楽しみですね。
今年の中学入試の結果を振り返りたいと思います。
全体で最も倍率が高かったのは今年も開智で1.68倍。ただ、毎年補欠合格を出すので、本来の倍率はもう少し低いと思われます。続くのが星野の1.66倍。理数選抜が特に厳しく、全ての回で3倍近い倍率となっています。
昨年との比較でみると、埼玉2強は開智が1.70倍→1.68倍、栄東が1.59倍→1.60倍とほとんど変わらず。
続いて、塾別合格者です。
昨年と変わらず、日能研が最も高い割合です。変化としては優秀な生徒が多いSAIPIXの受験者数です。栄東の割合が27.46%→19.21%と下がり、開智が10.84%→15.35%に上がっています。
これは、開智は名誉学園長のノーベル賞受賞が効いており、栄東は昨年の大学合格実績が急落したことが影響しているでしょう
今年は、栄東が爆発し開智も好調を維持しています。来年の受験者がどこを向くのか楽しみですね。